よくぞ言った!平石ヘッド「今の西武はぬるい」今年こそ求められる意識改革

西武ライオンズ

昨年西武ライオンズの打撃コーチに就任し、今年から既定路線通りヘッドコーチに昇格し松井稼頭央新監督を支える平石洋介ヘッドの長編インタビューがwebスポルティーバに掲載されました。

平石洋介が西武のコーチになって気づいたこと。「山賊打線を基準にしてしまうとチームとしてよくない」|プロ野球|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
平石洋介インタビュー(前編) 2021年に最下位だった西武が、昨シーズンは3位と一気にAクラスまで浮上できた最大の要因に、投手陣の奮闘があった。 勝ち頭だった?橋光成の12勝を筆頭に、2ケタ勝利のピッチャーが3人。そこに、新人王となった水上由伸、最多ホールドの平良海馬、守護神の増田達至と、ゲームを締…
西武ヘッドコーチ平石洋介にとって松井稼頭央は「怒らせたらあかん人」から「尊敬できる先輩」「上司」「仲間」となった|プロ野球|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
平石洋介インタビュー(中編) ユニフォームを着る。グラウンドに立つ。西武のヘッドコーチである平石洋介にとって、松井稼頭央は監督である。ただ、ひとたび衣を脱げば「カズさん」「ヨウ」と呼び合い、関西弁で腹を割って話すことができるほど距離が縮まる。「俺、相手に気を遣いすぎちゃうところあるのはわかっていて。…
平石洋介は西武の復権へ「チームをガラッと変えないといけない」。山川穂高、源田壮亮ら中堅に望むこと|プロ野球|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
平石洋介インタビュー(後編) 昨シーズン、西武のバッティングコーチを務めていた平石洋介は、ベンチで地団駄を踏んでいた。「ここでエンドランを仕掛けられたら嫌やなぁ。来るか? 絶対にアカンぞ、アカンぞ……ああ! ほらもう、やられた!」 やきもきしていた平石が、心のなかで絶叫する。…

中編では松井稼頭央新監督との関係性が主に語られ、前編・後編では今のライオンズの課題と求められる意識改革が語られています。

今のライオンズを外・内から見た平石ヘッドの指摘するチームの「ぬるさ」

平石ヘッドは過去に楽天・ソフトバンクの指導者として外側から、昨年は打撃コーチとして内側から今の西武ライオンズを見てきました。

その中で今のライオンズに「ぬるさ」を感じたことが何度もある趣旨の発言をされています。

思えば東尾監督以降ライオンズは「若いチーム」である時期が何年も続きました。
若さは魅力でもありますが裏返せば未熟さでもありそれがぬるさとして表出することも多々ありました。

未熟さに目をつむり長所を伸ばす方針の渡辺久信監督の寛容力野球は当時のチームにはマッチしたと思うし正解だったと思います。
しかしそれは短期的な施策でありいつまでも未熟さに目をつむっていてはいけません。
少年はいつか大人になり、大人らしく振る舞うことが求められます。
ですが渡辺監督在任中チームが大人になっていったとは私には思えませんでした。
(2008年日本一になったにも関わらずうるさ方の役割を担った黒江透修ヘッドコーチを解任したことで、大人になることを放棄したと当時私は思いました。)

老害と思われても構いません。オールドファンはスキのない「大人の野球」が見たいです。
のびのび野球とスキの無さは両立可能なはずですが何故か両立される気配がありません。
(第二次伊原政権で寛容力で花開いた選手に管理野球のスキの無さが加わってくれることを期待しましたが、ご存知の通り結果は無惨な空中分解でした。)

「西武らしい」という単語からオールドファンが思い描くのは豪快なスイングではありません。スキのない守備や走塁です。

記事中で言及はされていませんが平石コーチにはソフトバンクの指導者時代に工藤監督から西武の遺伝子が引き継がれているものと思います。
特に黄金時代西武に強いゆかりがあるわではありませんが、平石コーチには「強くスキのないライオンズ」復活に力を貸していただきたいです。

「チームをガラッと変えないといけない」
一昨年最下位になったとはいえ辻監督の在任期間中良好な成績を残したチームに平石コーチは危機感を持っています。
具体的な指針として黄金時代を持ち出しているわけではないですし、頭に浮かべているかは定かではありません。
しかし、平石コーチの思い描く理想が叶った時、それは西武黄金時代の再来であると信じて応援していきます。

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